漫画: 水島新司
全14巻読破!!!!
あらすじ
巨人学園高校野球部に突然入部してきた男、真田一球（さなだ いっきゅう）。彼は実は忍者の子孫であり、驚異的な身体能力を持つが、なんと野球のことをまったく知らないのだった。破天荒な彼のプレーが、巨人学園に大波乱を巻き起こす。
感想
本当に野球への知識がない状態で試合に出たらこんな感じなのだろうか？ファールを知らないから、全力で取りに行き。ファールを教えられると今度は、フライに対し、ファールになれ！と叫ぶ。チームメイトや観客、審判たちまでもが頭を抱えてしまう始末である。 しかし、当の本人はいたって真面目であり、野球への知識を深めていくなかで、そもそもの培ってきた身体能力の高さを武器になんとか勝利を掴んでいます。
水島新司の野球漫画はどれも熱いスポコン漫画の印象が強いながらも、この漫画だけは、ギャグ漫画に分類しても差し支えない内容でした。 それにしても、忍者設定は”真田”の名の時点で決まってはいたのだろうが、身体能力の高さだけが目立つばかりで、さして忍術と呼べるような技はみられなかったように思う。
最後、三球士が大友と仲違いの結果、学園を離れてしまったのは相当な痛手だった。大友が高校球児の中でもある程度実力を持っているのは認めるが、それにしてもプライドが高い大友より三球士の方が、一球へのプラスになったのは、言うまでもなくどうにもやるせない感じがしました。 学生の頃読んだので、内容については朧気ではありますが、その後、”大甲子園”でもドカベン達との対戦していたような。
