漫画: 高田慎一郎
全14巻読破!!
あらすじ
荒ぶる神・遊風稜を倒す戦神子として、女だらけの社・一神殿で育てられてきた小春。15歳になった彼女は「男を見たい」という理由で外界へ脱走。そこで出会ったのは少年・都家弥十郎と、遊風稜を神として招聘しようと目論む人狼・阿曇一族の末裔だった。小春は阿曇一族との戦いに巻き込まれる中、遊風稜の正体と自らの出生の秘密、そして倒すべき真の敵の姿を知ることとなる。
感想
日本を舞台にしたフィクションのようで、日本神話に登場する海神の末裔や、日本古来の神の概念を設定に盛り込んでいる等、世界観は和風色が強いです。ストーリーは後半になるにつれ自衛隊やアメリカ軍が登場して、世界規模の戦いになりスケールが広がっていく。バトル描写が多いが、姉妹・親子の絆や、節々で恋愛・ギャグの要素も見てとれます。
この話では、八歳が色々と秘密を抱えていました。一神殿で１５年間小春の世話をしてきた女性だが、真由子が工神栄の術に落ちたのと同時に記憶が戻り、自身が真由子であったことを思い出します。術に落ちた先は一神殿であり、大苑真由子としての８歳以前の記憶を失っていたのでした。
以後、小春とともに地上世界に降り、天御門と戦います。天御門降臨の際に、はるか昔の一神殿に治親と一緒に飛ばされてしまいます。飛ばされた先では、治親と夫婦となりそして、小春・遊風稜を生む母となるのでした！衝撃的ですよね。
