漫画：甲本一
全18巻読破!!
“あらすじ
誰もが魔法を使い、その優劣が全てを決める魔法界。人里離れた森の中で、日々筋トレの鬼と化す少年・マッシュの秘密は、魔法が使えないこと。その秘密を他人に知られた時、日常は一変!! なぜか魔法学校に入学し、トップを目指すことに…!? 鍛え上げた筋力とパワーで、全ての魔法を粉砕するアブノーマル魔法ファンタジー。
人間という存在を超越し、神となった“無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）”!! 禍々しくも神々しい威容に人々はひれ伏すのみ――。その圧倒的な力に対抗すべくマッシュが放つのは、異次元の筋肉で極限まで力を溜めた渾身の“デコピン”!! それでも闇の力と時間魔法に追い詰められるマッシュだが、何度倒れても立ち上がる姿は、人々の心にいつしか…!? 強き筋肉と優しい心が奇跡を起こす、堂々の最終巻!!
感想
魔法が使えなくとも魔法を凌駕するパワーで捩じ伏せていく。痛快コメディバトル漫画。
序盤は、世界観が似ているハリポタネタなどで、コメディ寄りな展開を見せていた。しかし、巻が増すにつれ、どんどんバトル要素が強くなっていく展開。魔法使いそれぞれは、個人のオリジナル魔法しか使えなさそうだったので、能力ガチャが良かった人が上に立つ格差階級社会のようにも感じた。その底辺だと思われていた、ただの人間が最強の魔法使い達をばったばったと薙ぎ倒していきます。それも結果として、仲良くなってるし。
正直、この漫画が最後まで完投できるとは、思っていませんでした。そのうち打ち切られるかもと思っていましたが、ラスボスを倒し良い感じの結末を迎えられたのは、凄いなと思います。
