Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

DOMINO

■Date : 2023/10/30  □No. : 41 ■Price : ¥1200

□Place : シネマサンシャイン大和郡山

“あらすじ

公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえることができない。打つ手がないロークは、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求める。ダイアナによれば、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしていると言う。彼女の話す“絶対に捕まらない男”の秘密に混乱するロークだったが……。

感想

催眠術の話。結構入り組んでたので、もう一度観たい。

 

ロークが謎の男を追い詰めていくのだが、周囲の人々が不可解な行動を取り、すんでの所で逃げられてしまう。皆、男の手によって催眠術にかかっている事が後に分かる。男が盗もうとしていたものは、何故か金庫に保管されていた娘の写真であった。コレが何を意味するのか? 

 

催眠術って、手順が必要だったり、かかりやすい・そうでないなど、色々な制約がありそうなんだけど、そんな事も無く一瞬にして洗脳してしまう!まさに電脳ハックと言えよう。ダイアナですら、ロークの相棒を意のままに操っていたので、ヤバい奴が使ったら超危険な能力だろう。もしかしたら、アベンジャーズにいてもおかしくないレベルだと思う。

 

後の展開は色々あって朧げなので、事象を列挙して整理。
デルレーンに追われる→ロークが力に目覚める→嫁がダイアナだった事を悟る→今までの出来事は催眠術で見せられた仮初の世界→本当はロークが娘を隠していた→ロークが娘と合流→成長した娘と反撃→ダイアナも記憶が戻る→敵が返り討ち

 

娘を守る為に記憶を消したロークに対し、娘を奪還する為にロークを催眠術で操り、娘の居場所を突き止めようとしていた事が、この話の本筋。その為に、ダイアナの記憶をロークが消している描写がありましたが、ダイアナに記憶を消す事を知らせず、軟禁状態で無理矢理消していた様に見え、ちょっとやり過ぎだと思った。

 

話の展開はとても面白く好きな部類であったが、何故里親の存在を組織が知らないのか。とか、気になる点はあったし、催眠術のインパクトは強かったものの、壮大さというか、スケール感が小さい印象だったのは、少し残念かな。

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