Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

ジョン・ウィック:コンセクエンス

f:id:tepped:20230922095923j:image

■Date : 2023/9/22  □No. : 33 ■Price : ¥1200 (Birthday)

□Place : シネマサンシャイン大和郡山

“あらすじ

裏社会の掟を破り粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由になるべく立ちあがる。主席連合の若き高官グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインをジョンのもとへ差し向ける。そんな中、ジョンが日本の友人シマヅに協力を求めるため、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。

感想

復讐の鬼となり、色んな組織を壊滅させてきた。しかし、裏社会の掟を破ってしまった彼は、逃げ場のない状態に陥っていた。逃亡中に訪れた先が、大阪のコンチネンタルホテルを仕切る(?)旧友であるシマヅの下だった。大阪にもコンチネンタルホテルあったのか(; ・`д・´) 行ってみたいww

 

最初は、道頓堀の賑やかな画が使われてて、そこから、デフォルメ日本のホテルが現れたw やっぱり日本のイメージってこんな感じです。先進的でありつつも、刀・弓・着物みたいな和を意識した道具が、作中で散りばめられていた。こういうのは、イメージ付けで多少誇張している部分もあるんだとは思いますが。。。

 

主席の指示でやって来たのは、シマヅ・ジョンとはこれまた旧友であるケイン。旧友同士の戦い。ホントは戦いたくないって気持ちが見えてくるケインの雰囲気。お互い娘を持った父親。裏社会に生きてしまった彼らへの”報い”にも見えます。とにかくキアヌ・リーブス真田広之ドニー・イェンの画力が強い。

 

途中出てきた賞金稼ぎの男。今作で一番見てられないシーンがありました。手に刺さったナイフを抜かずに手を引き抜くという行為。彼の痛々しい表情に目を背けたくなりました<(`^´)>

 

これまでの清算を行うため、主席連合との決闘を行う事になるジョン・ウィック。主席連合との決闘において今までの報いを清算します。そこに至るまでが、戦いの連続でもはや何人倒したのか数えられない程(;^ω^) 金歯の人とか、最初はデカいだけなのかと思ったけど、ジョンとの肉弾戦は足も上がってたし、しっかり強かったですね。

 

最後の決闘では、ケイン(代理)とのタイマン勝負でやはりな展開ではありましたが、なぜか肉弾戦ではなく、拳銃を使った打ち合いに。確かに、正式な決闘感はあったし、この形式だからこそ、グラモン侯爵を直接倒す妙案に至れたのかなとも思います。

 

エンドロール後のエピローグ。主席連合から解放されたケインが娘の下へ現れようとするのだが、そこにはシマヅの娘が待ち構えていました。これは、ジョンと敵対する事を選んだ彼への"報い"だったのでしょうか。裏社会で生きるという意味を考えさせる締まりのあるオチでした。

関連記事