Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

ドランクモンキー 酔拳

f:id:tepped:20200805045317j:plain

2020/08/04 レンタルにて鑑賞。

あらすじ

武芸百般、一八拳の一流の使い手で、先祖代々から続く墓地の所有者であり、地元名士の黄麒英(ウォン・ケイイン)が運営する名門道場の子息、黄飛鴻ジャッキー・チェン)は、クンフーの腕はそこそこの見栄っ張り、正義感もあるが、道場門下の悪友と共に怠惰で毎日を自堕落に過ごすチンピラ崩れの若造。

師範代に逆らって父の怒りを買ってしまった飛鴻は通りで憂さ晴らしを行っていた。当日、久々に来訪した黄麒英の実妹(と娘)が、たまたまその場に居合わせた飛鴻の通りでの乱行を兄と甥の目の前で暴露。顔に泥を塗られ、息子の放蕩ぶりに手を焼いた父は、酔拳の名手“蘇化子”(スー・フアチー)(または"赤鼻のソウ")に彼の奥義を伝授してもらうよう息子の黄飛鴻を託す。

感想

燃えよドラゴン』鑑賞後、この作品を鑑賞。”ブルース・リー”作品のシリアスな作風は、大人向けなカッコよさを感じさせてくれるが、この作品は終始コミカルで子供も楽しめる作品になっていて”ジャッキー・チェン”らしいなぁと、改めて感じた。

 

主人公のひょうきんな感じは、悪い感じはしないものの、素行がとにかく悪い。普通に無銭飲食を働くなど、武芸に長けている一方で、モラルが欠けている。父親は何を教育して来たのだろうw

 

ブルース・リー”作品と比較するのははばかられるかもしれないが、全体的にアクションの練度が違う。息のつく暇もないほどの殴打・連撃の応酬に、体を大きく使ったアクロバティックな立ち回り、”ジャッキー・チェン”の動きもさることながら、相対する相手も相当な技量が伴う事は想像に難くなく、皆卓越した身のこなしで、度肝を抜かれる。

 

それを当たり前のように町中で繰り広げている場面を見ると、中国人は皆こんなに強いのかと、勘違いしてしまいそう(;^ω^)

それだけ、アクションに力を入れている事が分かるので、ワクワクする事請け合いである。

 

あの酔拳体得の訓練風景を真似、修行(ごっこ)をする子供は数多くいそうであるが、あの手の平と甲を交互に反す腕立て伏せのような修行をやったら、怪我をしそうだなぁ(≧◇≦)

関連作品