2020/6/22 TOHOシネマズなんば・本館にて鑑賞。会員限定割引キャンペーン中の為、一律¥1200也。本日4本鑑賞の4本目。
あらすじ
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領か らの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れ て安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティング ハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘 導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく── 果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?
感想
電球を発明したエジソン。彼は直流にこだわり、アメリカの街を光で満たす事業に取り組んでいた。
実業家として大成していたウェスティングハウス。エジソンの発明に感銘を受けるも交流の良さに着目し、彼との共同経営を考えていた。
しかし、エジソンはあくまで直流にこだわりウェスティングハウスの提案に聞く耳を持たない。次第に、アメリカの電気事情は彼らの争いの舞台となって行く。
正直、エジソンがそこまで頑なな理由が分かりません。交流は人を死に至らしめる。それなら、交流でも安全な運用方法を提案すれば良かったのではないか。
しかし、彼はウェスティングハウスに合法的に権利を奪われ、憤っていたし、そもそも彼の性格がそうさせないのでしょうね。
最終的に、ウェスティングハウスは、テスラを味方につけ、エジソンに勝利し、万国博覧会に漕ぎ着けます。
エジソンもテスラも発明家として、突出した才能を発揮しているのだと思いましたが、結局ウェスティングハウスの柔軟性や人の良さが彼に味方したように映りました。
エジソンさん。映画を作ってくれてありがとう。あなたの発明により、私たちはより楽しい人生を送ることができています。