2019/1/31 TOHOシネマズ難波・本館にて鑑賞。
あらすじ
NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。
感想
昨日に引き続き2日連続ですね。本日は2本鑑賞。まずは一本目。
ミステリー作家の死に現れる探偵ブラン。警察が自殺と断定したにも関わらず、探偵がいる。それ即ち、事件の疑いがある証拠。
金持ちの家だからこそ癖の強い家族がいる。そんな彼らからアリバイを聴きながら、彼らの"嘘"を見抜くブラン。"嘘がつけない"という看護師を助手とし、捜査を始めるのだった。
そんな彼女がまさかの犯人だったとは⁈そこから話は"コロンボ"の様な展開で、犯人が近くにいながら、犯人を探す探偵とのやりとりを見守る流れに。遺産を相続する事になる看護師。今までは優しかった家族達だが、本性剥き出しで迫ってくる‼︎
最後は、「ドーナツの穴は、ドーナツだった」という事。彼女の看護師としての技量が確かなものだった。彼女の誠実さが為せる身技だったのだろう。ブランが思う様に、いつまでも彼女らしくいて欲しいと思います。
真犯人が捕まり、2Fのテラスで息をつく彼女。そんな彼女を見上げる、遺言に困惑する家族ら。これから、彼女はどの様な選択をするのだろう。それはまた別の話。
ブランの探偵としての能力の高さは伺えるのだが、全体的にハラハラドキドキ感が無く、少し残念だったかも。