漫画: 佐藤タカヒロ
全20巻読破!!!!!
あらすじ
鯉太郎が五月場所で王虎を下し幕下優勝を果たしてから、5年の月日が流れた。前頭下位となった鯉太郎は人気力士としてファンに愛されるようになり、その実力も真っ向勝負で大関をねじ伏せるほどまでに成長していた。しかしその一方で、幕内力士として非常に小柄な体格と太りにくい体質、どんな相手とも全力で真正面からぶつかってゆくスタイルのためにその体は満身創痍、休場も珍しくなくなっていた。これが最後の土俵かもしれないという悲壮な覚悟を常に抱きながら、鯉太郎は土俵に上がり続ける。
感想
「バチバチ」、「バチバチ BURST」と続いての最終章というべき漫画。
空流親方の死後、親方を引き継いだ仁王は、毎回、怪我をさせない為に釘を刺していたが、今回ばかりは鯉太郎の”四股”の違和感に、止めることを躊躇するほどに何かを感じているようだった。
「バチバチ BURST」でも闘った天雷、闘海丸や王虎のみならず、今回は大関達や横綱迄もが相手である。どっちが勝ってもおかしくないような迫力のある相撲を取る鮫島だが、日を増すにつれ、疲労が現れているのは火を見るよりも明らかでしたね。それでも闘い続ける鮫島が只々カッコいい!!の一言に尽きます。
漫画家さんがお亡くなりになられたことは伺っていましたので、終わりが途中であることは知っていました。逆に猛虎戦ではいつ話がついえてしまうのかハラハラしながら読んでました。ハラハラドキドキの漫画でとても面白かったです。面白い漫画をありがとう!!
