
あらすじ
人と龍が共存する世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた〈皇国〉と、その貿易赤字を解消するために海の彼方から侵略してきた〈帝国〉との戦争、それをきっかけとして激化する〈皇国〉内部の権力闘争を描く。
多くの佐藤大輔作品と同様に、プロローグは本編の数十年後の場面であるが、その頃には〈帝国〉との戦争は過去のものとなり、主人公の新城も一部の者以外からは忘れられ始めているらしい。
感想
描いている事が小難しい。〈皇国〉は旧日本帝国軍みたいなイメージ。要は、戦争に駆り出された兵隊たちの物語。 ドラゴンと会話をしたり、導術を用いた連絡、千里眼的なことが出来たりと、ファンタジー要素もはらんでました。 サーベルタイガーと軍服の兵隊の組み合わせが単純にカッコいい!