■Date : 2023/10/20 □No. : 39 ■Price : ¥1200 (2Point)
“あらすじ
2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが……。
感想
AIへの宣戦布告を唱え、AIやそれに加担する人間をも蹂躙するアメリカ人。対し、ニュー・アジアの人々は、AIと共存し支え合って生きている場面が沢山見えた。ハルンとの会話の中で出てきた事だが、核爆発の真相はAIが反乱した訳ではなく、エラーによるものらしい。その真相が事実かどうか定かではないが、AIを自ら生み出した人間が、脅威と見做した途端、“AI＝皆殺し”という境地に辿り着く考え方がとても恐ろしい(ｰｰ;) しかし、こういう諍いを人間は繰り返す生き物なのだろう。とも思う。
アルフィー(役の子)は、目がクリクリしてて可愛らしいです。無邪気な雰囲気もありながら、銃を向けられても尚、TVを見続ける描写は、どこまで理解しているのか？少し、裏がありそうで怖かった。
クライマックスで、ジョシュアを助ける為、母親(マヤ)を起こそうと試みるアルフィーの場面。ここで時間をロスしなければ、ジョシュアと一緒に脱出する機会を逃さなかったのに(残念)。。。と思う一方、泣く泣くアルフィーを送り出したジョシュアがマヤと再会する束の間。アルフィーの行動が後々になってイイ感じのシーンに繋がってるんですよね。 マヤとジョシュアが抱きつくんだけど、ジョシュアの宇宙服のフード部分が予想以上に大きい作りで、うまく抱きしめられないのどうにかならなかったのかなｗ
ラスト。アルフィーの泣き笑いの表情には何があったのか？泣いていた理由は、ジョシュアとの別れだと思います。笑った理由が良く分からない？これに映画好き後輩君から、「ニュー・アジアの人々が脅威から解放された事に対しての笑顔では。」という答えをくれました。確かにしっくりくる感じがしますね。
