Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

オペレーション・フォーチュン

■Date : 2023/10/13  □No. : 38 ■Price : ¥1200 (2Point)

□Place : シネマサンシャイン大和郡山

“あらすじ

英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器をを追跡・回収するミッションを遂行することに。MI6のコーディネーターであるネイサン、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJとチームを組んで行動をスタートさせたフォーチュンは、能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに接近する。しかし、次第に闇取引の裏に隠された巨大な陰謀が明らかになっていく。

感想

オーソン・フォーチュンこと、ジェイソン・ステイサムのキレッキレなアクションはこの作品でも遺憾無く発揮されている。それとは別でヒュー・グラントが演じる武器商人グレッグが存在感の強いイイキャラだった。

 

序盤から、MI6の別チームとバチバチのせめぎ合い。フォーチュンのチームは少数精鋭でスマートな立ち振る舞いなのに対し、横からかすめ取ろうとするマイク(チーム)がとにかくウザい。この後も幾度となく現れ、邪魔をしてくる。その割に、ストーリーでの印象は、あまり強くなかった。

 

当初、大物武器商人にビビり散らかしていたダニーだったが、グレッグの大物ぶりに感化され、次第に憧れを抱くようになっていた。グレッグも武器商人というステッカーを剥がせば、割と良い人間なのかもしれない。

 

しかし、クライマックスで、ドスを利かせた声で脅し文句を言うグレッグには、闇の商人としての威厳というか畏怖みたいなものが滲み出ており、ダニー同様、ちょっとカッコ良いと思ってしまった。

 

最後は、グレッグの台詞をまんま撮影で演じるダニーと、それを傍らで観ているグレッグの雰囲気が、仲の良い親子のように親し気で、ほっこりする終わりだった。

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