Midnight the Gathering

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僕なりの愛ですよ

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

■Date : 2023/7/9  □No. : 21 ■Price : ¥1100 (-2Point) 

□Place : シネマサンシャイン大和郡山

❝あらすじ

考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることとなる。

感想

若きインディがナチスの持つ秘宝「運命のダイヤル」を奪取する所から話は始まる。本人の演技に合わせ、見事なCGで若さを作り上げていました。そこから時は戻り、年老いたインディの現在の生活を映し出す。幾多の冒険をして来た彼だが、晩年は講師として教鞭を取っていたようだ。それはそれで、彼の得意ジャンルな訳だし、しっくりくる展開だった。そんな彼の下に現れた女性・ヘレナが今回の冒険へ半ば強引に誘う事となる。しかし、ヘレナは単なるキッカケであり、実際は、若き日の因縁とも呼ぶべきものなのだろう。

 

その因縁とも言える相手が、運命のダイヤルを巡り闘う事となる科学者フォラーだ。過去回想では、最後頭を打って列車から叩き落されていたので、ホテルでの登場シーンでは、頭が変形した痛々しい姿なのかと想像していたのだが、そんなことは無く、むしろインディの老けとは対照的にそれなりに若々しさを感じる顔立ちをしていた。

 

序盤は、ヘレナとインディとフォラーとの三つ巴状態からカーチェイスが始まり、最終的には、インディとヘレナは協力していく事になる。洞窟へ入り、謎解きをしながら運命のダイヤルの片割れを探す道中のハラハラドキドキ感は安定感すら感じました。

 

最後は、完成した運命のダイヤルで過去へ飛んだフォラー含むナチス残党とインディたち。インディの敬愛するアルキメデスとの出会いで、この時代に住むことを決めるインディだったが、ヘレナのパンチが炸裂し現代へと帰還するのだった。

 

船の上でのシーンで、息子を亡くした嘆き、悲しむ奥さんへ何もできない不甲斐なさ、それでも彼女の事が好きなインディの切なさが伝わって来た。そして、最後はそんな彼女とイイ感じの雰囲気になっていたので、現代に帰って来た事は良かった事なんだと思わされた。

 

その他雑記。

➤年老いたインディの時代設定も2000年以前の古い年代だろうなと観ていて思った。 ➤潜水士の友人がアントニオ・バンデラスだよなーとずっと気になっていた。 ➤アルキメデスと遭遇して言語が通じないと思いきや、考古学が好きすぎるあまり、その時代の言語を喋れてしまうインディ&ヘレナは変態過ぎるw

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