Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

BLAME! 全巻読破

漫画:二瓶勉

全10巻読破!!!!

“あらすじ

最強の銃を持つ男・霧亥(キリイ)!! 無限に広がる階層都市を行く冒険者・霧亥を描く渾身のハードSFアクション。

 

テクノロジーが暴走した未来。人類の希望は孤独な旅人に託された――


過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。

感想

1巻ではネット端末遺伝子を探していることしか分からず、そのままキリイが進む姿を見守った。彼が上を目指し長い道のりを歩む中で、各階層で趣は様々。“〜重工”のシェルター付近に住む人々や珪素生物の培養施設、建設者のみの空間、人々がいて活気付く街まで、いろいろと観て取れた。色々な人物・出来事に巻き込まれるのだが、それをものともせず、突き進んでいく姿を目撃する。

 

珪素生物」「建設者」「統治局」「セーフガード」

 

シボと出会ったあたりからだろうか。話の大まかな全体像が見えてきた。束の間の2人旅。そして8巻では、ダフィネを止める事に成功したものの、シボは自我を失ってしまった。彼はまた1人、上を目指す。。。

 

感じたのは、コンピューターの中の世界。ファイアー・ウォールに阻まれ、許可の無い者は出られない。そんな許可を持たない人々までもが、セキュリティ・ソフトに根絶やしにされていると言ったところか。

 

そもそも、キリイは階層都市を抜け、何をしたかったのだろうか? 色々と分からない部分が多い作品だが、そこがある意味で想像を掻き立てられて、良かったのかもしれない。

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