漫画: 九井諒子
あらすじ
食べた魔物は数知れず。ついに迷宮の最下層、狂乱の魔術師・シスルの棲家にたどり着いたライオス一行。彼らを待ち構えていたのは、迷宮最強のーーウサギ!?
ファリンを救うため、迷宮の主となることを決意したライオスはパーティーの全滅を回避し、シスルを倒すことができるのか。
感想
狂乱の魔術師のお家で、有翼の獅子探し。番犬ではなく番鳥であるフェニックスと相まみえる。なんど倒しても蘇ってくるフェニックスを退治するため、この迷宮の”規則”である「全ての魔物は、黄金郷の民を傷つける事ができない」ことを利用し、まんまとフェニックスを止める事に成功。
有翼の獅子は普通の檻ではなく、何かモノなどに封印されているのではないかという推察から、お家の片付けを始める流れになった。その間にセンシがフェニックスを料理するのだが、黄金郷の民(魂の抜けた)を背中に括り付けた状態での新たな調理法が斬新ｗ
封印から半分解けた有翼の獅子が顔を出すが、狂乱の魔術師がそれに気づき迫っている事を聞かされる。一緒に来るファリン(竜と化している)を食事とお酒で眠らす作戦を考えるライオス。そのための食材として選んだのが兎なのだが、”迷宮の兎”がマジで強くって、瞬く間にマルシル以外のパーティーは兎の餌食となってしまう。
マルシルが死んでしまった仲間達をネクロマンシーで操作し、なんとか兎へ近寄るのだが、兎の攻撃を躱すマルシルの動きと連動し、ネクロマンシー状態の仲間や兎が一緒に動き回る姿はダンスを踊っているようでなんとも面白い画でした。
