2020/1/25 TOHOシネマズ難波・別館にて鑑賞。
あらすじ
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが...この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
感想
今年初の映画鑑賞。なんやかんやでこんな時期になってしまった。
長男ギウの家庭教師から始まり、妹、父、母と次々とパク一家に取り入り、寄生するキム一家。そんな彼らに“計画”にないアクシデントが発生する!
キム一家は皆、嘘とかの次元じゃなく演技が上手い。それにある程度の対応力も持ち合わせていて、ポテンシャルの高さがわかる。お母さんの変わり様が一番驚いたw
一家全員のパラサイトに見事成功したのも束の間。元家政婦の来訪から、怒涛の様に押し寄せる危機を掻い潜るキム一家。
見入っちゃいました。ジャージャーメンのくだりで、退散するかと思いきや、作るのw
父・娘・息が机の下で息を潜めやり過ごすのもほんと一苦労でしたね。
大脱出。半地下浸水。誕生日パーティーと続き、凄惨な場面に。衝動が抑えられなかったのでしょう。何かが切れた様に切りつけ、そして我に帰ったお父さん。
そんな父もあの豪邸で今も生活しているのでしょうか。息子は、あの豪邸を購入し、父と再会するという夢をみています。
持ち上げて落とすオチが、なんとも“半地下の家族”にマッチしてて良かった!ちょっと感動しかけた自分が恥ずかしいw
あの家の“業”というか、何か怨念みたいなものを感じました。キム一家もパラサイトする前、お金が無いながらもあんなに楽しそうに半地下で暮らしていただけに、自業自得といえばそれまでですが、なんとも悔やまれる結果です。
映画としては、とても面白かったです。映画見た後だとポスターの良さが解る!