既巻09巻読破!!!!
あらすじ
とある帝国の古都 アイテーリア にある居酒屋「のぶ」。本来は日本でシャッター通りと言われるほど寂れた商店街の一角にあるはずの店だが、なぜか表の入り口がアイテーリアと繋がっている。
その「のぶ」には異世界であるアイテーリアに住む、さまざまな人物が訪れ、時折アイテーリアの隣国といった遠方の場から珍客がはるばる訪ねることも。
異世界に通じた日から「のぶ」店内で、また時には店外で、色々な事件や出来事が今日も起きていく。
感想
異世界に突如現れた居酒屋。私の持つ異世界のイメージは、エルフやドワーフ、ホビットなど多種族が入り乱れた街並みだったり、スライムなどのモンスターが跳梁跋扈してるものと思い込んでいました。とりあえず普通の人間たちが暮らす、昔あったかもしれない帝国っぽい生活感で、こういうのも異世界なんですね。
普通にやっていけてる辺りが変な感じもする。ここの異世界人がおかしいのか。あんなに食材が豊富で、魔法のような設備が整っている。悪さをしようと思えば、いくらでもできるし、高貴な身分の人であれば、専属の料理人として、徴用しようとする輩がいてもおかしくない。と思う。
また、異世界の通貨で利益を得て、それを現地の物資などで換金しているという節は見て取れたが、この人たちが元の世界で食材を仕入れる時の材料費はどこから捻出しているのだろうか？
結局のところ、そんな現実的な事は正直どうでも良く、美味しそうな料理とそれを食べにくる人々の喜びをみて、ほっこりした気持ちに浸る漫画です。
