漫画: 遠藤浩輝
全19巻読破!!!!
あらすじ
打ち込めるものを探している高校生の高柳廻は、かつて空手を習っていた経験からなんとなく修斗を始める。半年ほど経ったある日、半ば強引に出場させられたアマチュアの大会で、幼馴染の山吹木喬と偶然に再会する。修斗にそれほど打ち込んでいなかった廻だが、喬の修斗に対するストイックな姿勢と厳しい言動に触発され、徐々に修斗に対してまじめに取り組んでいくようになる。
感想
「ヘビーメタルヴァンパイア」から漫画家さん繋がりで読みました。
修斗＝日本の総合格闘技団体。打撃と組み技の高いレベルでの融合を理想とし、これを「打投極（だ、とう、きょく）」と表す。
というような感じで、立ち合いでの殴り合い、投げからのサブミッションなど、色々な闘い方を行う格闘技で、単純に見ていて面白かった。
廻は、主人公らしい特徴的な技を持っているわけではなく、相手の技を真似たり、咄嗟に機転を利かせる器用貧乏タイプで、序盤はなんとか立ち回っているといった感じだが、後半は、名のある対戦相手に勝利を重ね、周囲に知られる存在になっていく。しかし、廻自身は、常に挑戦者って感じは変わらないかな。
選手同士の動きが緻密に表現されており、躍動感があって、凄いです!!攻防は一瞬一瞬が、技の掛け合いの連続で、テンポが良くドンドン読めちゃいます。
「ヘビーメタルヴァンパイア」でもあったのだが、”岡惚れ”って言葉を好んで使っているようです。岡惚れ＝わき（＝おか）からひそかに恋すること。
最後の番外編は、今までの話とは一線を画す程のド下ネタ。後程記事にする予定だが、「EDEN 〜It's an Endless World!〜」の雰囲気が少しするかも。
