Midnight the Gathering

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僕なりの愛ですよ

マレフィセント2

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2019/10/18 TOHOシネマズ アミュプラザおおいたにて鑑賞。17から実家に帰省中。公開初日で、映画好きの母と観てきました。

あらすじ

呪いの眠りから覚めたオーロラ姫(エル・ファニング)は、フィリップ王子(ハリス・ディキンソン)のプロポーズを受ける。一方、妖精界を滅ぼすために動き出す者たちがいた。そして結婚式当日、オーロラ姫に魔の手が忍び寄る。

感想

オーロラがプロポーズされるところから始まる物語の続き。マレフィセントも王宮へ招待されることになり、予行演習をしている姿はぎこちなく、それがとても微笑ましい光景でした。

 

オーロラ達を招き入れるフィリップ王子達。フィリップ王子の父である王様は王子に似て、温厚でとても優しい王様の印象。俺もこんな王様なら忠義を尽くしていいかも。

 

招かれた食事の場で、マレフィセントに突っかかる王妃。あからさまな物言いに、マレフィセントが激昂。しかし、その機を待っていた王妃は、マレフィセントの呪いと見せかけ、王様に呪いをかけてしまう。なんという謀略。大胆不敵でした。

 

まさかの同じ種族の存在。彼らと共に戦うと心に決める彼女。それは、(同種の)子供達を見て、母性が出たのでしょう。ほんと優しいです。

 

そこからは、激しい戦いへ発展。翼を持つ敵の存在を意識していたのか。飛ばしていた旗印の描かれた凧?に、魔物を殺す粉を仕込み、爆散させる巧妙さはエグい!

 

マレフィセントが加勢に加わるや、一気に戦況をひっくり返します。しかし、王妃の悪どいやり方で、オーロラの盾となり散ってしまうマレフィセント。深い母の愛を感じます!

 

しかし、見事復活し、オーロラを守るマレフィセント。最後、フィリップ王子が場を収める展開で、人間と魔物皆で結婚式を祝福する流れの大団円です。

 

フィリップ王子はちゃんとキャラ立っててよかったし、王様も、王妃もそれぞれキャラクターが良かったと思います。また、マレフィセントと同じ種族の、人間を攻めようと声を挙げていたキャラも、タダの脳筋キャラかと思いきや、理性的で本当は優しい奴なんだなって感じましたね。

 

ただ、あんな殺し合いを行った直後に、果たして仲良く結婚式を祝えるのだろうか?王妃みたいな思いに駆られる人間がいても変ではない。そういう意味では、丸く収まり過ぎてて気持ち悪いかも。

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