Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

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2021/1/13 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。本日1本鑑賞。木曜の会員割にて、¥1100也。

あらすじ

前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。

感想

前回の最後で、正体をバラされてしまうスパイダーマンこと、ピーター・パーカーの苦渋の物語。自業自得というには、あまりにも悲劇的なヒーローの姿。全世界に素性をバラされたことはほんの序の口で、それ以上の事が次々と起きてしまう。ちょっと前までMJと街中をスイングしていたのが懐かしいと感じるまであります。

 

ヒーローとして、アベンジャーズの一員として、巨悪に立ち向かって来たヒーローに対し、世間は非情で冷たい。彼の行く先々は好奇の目が照らし続けていた。そんな彼だったけれども、理解し助けてくれる仲間にメイ叔母さんがいることが救いであった。それでも、彼・彼女らに迷惑を被る事から、ある妙案を思いつくのだが、、、。

 

 

中途半端な魔法がいかに危険か。呪文を紡ぐ途中でいろいろと変更をお願いしたピーターにも非はあるが、自分のテンポで動いてしまうドクター・ストレンジにも非があるのではなかろうか。そんなこんなで、マルチバースと繋がってしまう。マルチバース=並行世界、パラレルワールドみたいな意味らしい。

 

そして現れるマルチバースからの刺客たち。予告の際にも姿が確認出来たヴィランであるドクター・オクトパスは、今シリーズのスパイダーマンには未登場であるが、ピーターと面識があるように映っていた。しかし、その実、ピーターの姿を見るや「誰だ⁉️」と驚いている様子。これで別世界から現れたのだと合点がいった。

 

そして、それと同時に、前シリーズ、そして、前々シリーズのスパイダーマンとが伏線かのように繋がりをみせる事に、心が躍った。続々と現れる歴代ヴィランたち。それも、みんな同じ俳優さんを起用する粋なキャスティング。これは、全作観ていたファンには堪らないだろう。そんな彼らと奇妙な共同生活を送る事となるピーターだったが、、、。

 

 

最大の悲しみ。彼の善意がことごとく裏目に出てしまう。自暴自棄になってしまうのも無理はない。そんな彼に救いを差し伸べるのは、親しき友と、スパイダーマンだった。遂に現れた2人のスパイダーマン。なんか3人並んでるの観てると嬉しくなっちゃいます(≧∇≦)私的に1番最初のスパイダーマンが印象的だったので、トビー・マグワイアが出てきて感慨深いものがあります。最初の『スパイダーマン』が2002年って事は、19年経ってるんですよ。

 

誘き寄せたヴィランたちを無力化。なぜかところどころで、3人のピーターはマスクをつけてないんですが、ほぼ同じマスクマン3人だと誰が誰だかわかんなくなるからでしょうね(^^;)

 

最後はバースを閉じる為、自らを犠牲(みんなの記憶からピーターという存在を消す)とし、魔法を完成させる事を選びます。MJに絶対思い出させてみせると言っていたピーターだったが、記憶を失った彼女らを見て、伝える事をやめてしまいます。これは何を意図したのか。これ以上彼らには迷惑をかけられないと悟ったのでしょうか。新たな家を借りたピーター。今後の彼はどうなってしまうんだ。。。

 

 

そういえば、普通にマット・マードックデアデビル)が登場していましたね。彼の行動にピーターも度肝を抜かれていて少し笑った。Netflixシリーズ『Marvel デアデビル』のデアデビル役であるチャーリー・コックスという俳優さんらしい。流石にベン・アフレックではないのか( ̄∀ ̄) 

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