漫画: 芥見下々
あらすじ
一時の自由を得た宿儺の暴虐な振る舞いで渋谷の街に甚大な被害がもたらされる中、呪詛師の不意打ちで致命傷を負った伏黒は、最後の手段に打って出る。伏黒が“調伏の儀”を始めた事に気付いた宿儺は――…!?
感想
宿儺と漏瑚の一騎打ち。漏瑚の精神的な部分での会話に普通に入ってくる宿儺。そして、「誇れ」といわれ、涙を流してしまう漏瑚は、ホントに人間的でしたね。ちょっと良いシーンにすら見えました。
そんな話の直後、唐突に現れる裏梅と呼ばれる存在。
その頃、窮地に陥っていた伏黒は、「十種影法術」を使い、八握剣 異戒神将 魔虚羅 を出していた。伏黒の持つ術「十種影法術」とは、玉犬2匹を与えられ、それを駆使して、それ以外の式神を調伏(手懐ける)し、手駒を増やし式神を手に入れるとの事。そして、八握剣 異戒神将 魔虚羅を調伏したものは、まだ1人もいないと告げる伏黒。
以前、宿儺との戦いで見せたものが、コレだったのか。あくまで調伏を目的とせず、窮地の際に相手に強力な式神を当てつける使い方は、能力の変則的な使い方でとても面白いですね。
そして、八握剣 異戒神将 魔虚羅 VS 両面宿儺。面白い。これはもう読んだ方が良い。
虎杖の目の前でやられる七海。「ナナミーン」って叫びたくなった。彼の虎杖への配慮が透けて見える部分もとても良いシーンでした。
そして、真人VS 虎杖が始まる。その頃、釘崎もまた分身である真人と対峙する。戦う過程で分身と本人が入れ替わり、釘崎が本人に触れられてしまうのだが、次巻どうなるんだよ(≧◇≦) 呪術廻戦マジで面白い!!