2020/12/15 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。本日2本鑑賞の2本目。シネマサンシャインデイ(毎月15日)により、¥1200也。
あらすじ
60年代―とある豪華ホテルに現れた、見た目は誰よりおしゃれで上品な美女。しかしその中身は、美しい外見を壮大に裏切る誰より危ない邪悪な大魔女<グランド・ウィッチ>だった!魔女は実在していて、実は世界中に潜んでいる。彼女たちはいつまでも若く、おしゃれが大好きで、いつも帽子をかぶり長い手袋をしている。そして人間のふりして普通の暮らしをしながら時々こっそり人間に邪悪な魔法をかけている。彼女たちの存在に気づいている人間はいない――気づいた人間は動物にしてしまうから。彼女たちの頂点にいる大魔女が、そんな魔女たちを集めて目論むある【計画】とは―。ある少年は偶然魔女の集会に紛れその計画を知ってしまうが・・・
感想
クリスマスの日に交通事故で両親を失うなんて、悲しすぎる。海外では、シートベルトをする意識が低いのだろうか?
俯き加減であった少年だったが、優しくも勇ましい祖母のおかげで、元気を取り戻していく。しかし、少年に新たな試練が降りかかる。魔女が少年に目をつけるのだ。
魔女から逃げ、豪華絢爛なホテルに泊まるのだが、そこでは丁度、魔女達の集会が開かれていた。そして、少年はネズミに変えられてしまう。
古今東西、色んな魔女がいるが、このストーリーの魔女は、容姿が恐ろしい。口は裂け、手は3本指、足に指は無く、何故か坊主頭だ。また、大魔女に至っては、手が気持ち悪く伸縮し、空を浮遊、稲妻のような光線すら出してしまう。
しかし、子供達(ネズミ)に対し、終始魔法を使う素振りは無く、ちょっと拍子抜けだった。
ネズミにしてしまう薬"ネズミニナール"を奪取、解毒薬を作り、ハッピーエンド。かと思いきや、まさかのネズミのまま暮らす流れΣ(´Д`)
祖母の民間療法は、お婆ちゃんの知恵袋の域を出なかったようだ。
祖母が「ネズミ人間だから、3倍は生きる。でもいつ死ぬかわからない、不公平なんだよ。」と言っていたが、最後のシーンで登場するのは、老兵ネズミ(少年)と祖母だけなのが切なかった。
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