漫画: 桜井画門
全17巻読破!!!!!
あらすじ
死なない新生物・亜人にしてテロリストである佐藤は入間基地を占拠し、戦闘機で国内の重要施設に超高速の波状攻撃を仕掛ける! 対亜人特選群と共闘関係を結んだ永井圭は極限状態の中、佐藤に対抗しうる作戦を立案! 下村、田中、秋山、中野らとの共同作戦は佐藤を戦わずして封じ込めるというものだった! 戦火が拡大する入間基地の永井を援護すべく海斗も参戦する! だが、海斗が銃撃されたのを目の当たりにした永井はフラッド現象を発現してしまう。佐藤も同調して大量のIBMが入間基地を埋め尽くした。そして、基地に向かうオグラ・イクヤ博士の口から亜人誕生の瞬間が語られる。入間基地を脱出して国外への逃亡を図る佐藤を足止めするために永井は全力を尽くす。そして、永井と佐藤との因縁の対決についに終止符が打たれる!! すべてが決着する最終巻!!
感想
佐藤は色んな意味で一歩上を行く。そんな彼に食い下がれるのは永井だけだろう。脳裏にかすめた僅かな賭けを信じ、佐藤に飛びかかる永井に、永井という人間の凄さに敬意を表す形で迎え撃つ佐藤。
まさに亜人は無敵ではない証明かのように、川面に頭を打ち気絶する佐藤。長きに渡る佐藤との戦いに決着が!!
佐藤の類まれな戦闘スキルに人間らしい気まぐれさが相まって、とても面白い好敵手だったなぁ、と感じました。そんな彼も同じように立ち向かってくる永井に、そのような事を感じていたのだろうとも思います。個人的には、亜人の再生能力を逆手に取った奇抜なアイデアが面白かったな。