Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

ワンダーウーマン 1984

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2020/12/31 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。木曜日はメンバーズ特別料金により、¥1100也。

あらすじ

スミソニアン博物館で働く考古学者・ダイアナのもうひとつの顔――それはヒーロー界最強とも言われる桁外れのスーパーパワーを秘めた戦士<ワンダーウーマン>。1984年、人々の欲望を叶えると声高に謳う実業家マックスの巨大な陰謀と、立ちはだかる正体不明の敵チーターを前に、ワンダーウーマンに絶体絶命の危機が訪れる。ワンダーウーマンはたった一人で世界の崩壊を止められるのか?

感想

前作での戦いから66年後、欲望と世情不安が渦巻く1984年のアメリカが今回の舞台。ダイアナの働くスミソニアン博物館へ持ち込まれた、持ち主の望みを何でも叶える力をもった危険な遺物。その石を鑑定するダイアナの同僚バーバラと、石を狙いまんまと博物館から持ち出す事に成功する実業家であるマックス・ロードが主な登場人物。

 

マックスの願いは、自身が石と同じ能力を持つこと。相手に願いを叶えさせる事により、その見返りを要求し、石への代償を回避するという”裏技”でドンドンと強大な力を手にする。また、ダイアナへ密かに憧れるバーバラは、”ダイアナみたいになりたい”という願望を叶え、その力を失う事を恐れるあまりダイアナと対峙する事となる。

 

ダイアナも石の力が作用し、ダイアナがかつて愛したスティーブが復活する。

 

ティーブが蘇った事にダイアナの嬉しさはひとしおの様子。スティーブが少し未来の生活を見て驚く様子も微笑ましかった。飛行機を操縦し、花火の間を抜けていくシーンとか、敵地へ向かうさなか、こういう行動を取れるスティーブにダイアナは惹かれたのかなと、無邪気に笑うダイアナを見て思いました。

 

悲しい別れ。スティーブが彼女の背中を押す形で別れる事となる。こういう時に自分から言えるのがやっぱ凄いね。カッコいいっス。

 

最後は、力を取り戻し、伝説の戦士が纏っていたゴールドアーマーを着用し登場。ゴールドアーマーのくだりはいらなかったかな。翼がついてるけど、飛べるわけじゃなくもっぱら防御専用。バーバラことチーターに削られてたし、見た目だけだった。

 

マックスの力はもはやダイアナですら止められない程に強力となっていた。最後は、真実の投げ縄を使い、マックスを通じて願いを叶えてしまった人々に望みを取り消す事を願う。マックスは息子アリスタの危機に気づき、力を取り消して、アリスタの下へ。。。

 

結果オーライな終わり。力に溺れ、息子への意識が削がれていたマックスだったが、根が良い父親だっただけに、息子への愛情が力を凌駕したのではないだろうか。

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