Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

死亡遊戯

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2020/7/28 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。ポイントを使い¥0也。田舎から帰ってきた直後に鑑賞。1日1本しかないこの映画の為、帰りの時間を早めました。

あらすじ

伝説のアクションスター、ブルース・リーの遺作となったカンフーアクション。世界的アクションスターのビリーは、ドクター・ランド率いる国際的犯罪シンジケートから終身契約を迫られる。脅迫にも屈せず頑なに契約を拒否するビリーに業を煮やしたランドは、ついにビリーの暗殺を命じるが……。リーの監督・主演で1972年に撮影開始されたが、ハリウッドとの合作「燃えよドラゴン」撮影のために中断され、リーの急死により未完となった。その後、「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ監督らによって追加撮影が行われ、1978年に公開された。

感想

ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」最後の作品。とりあえず完走する事が出来ました。

 

前作である「ドラゴンへの道」をそのまま映画の作品としてあてはめ、タン・ロンを演じるビリー・ローが立ち回るストーリー。斬新で面白い発想でした。

 

しかし、始まってみると、ビリー・ローは終始ぼんやりとした立ち位置に留まり、サングラスや顔を隠す場面が多く、さらには、”本人”の過去の映像を、切って貼ったような部分も見て取れた。

 

いつもであれば、彼の表情が前面に出ているだけに、違和感が凄い。なんとも残念な出来で、当初何を見せられているのか良く分かりませんでした。

 

あの黄色に黒のラインの入った特徴的な衣服は、本物の”ブルース・リー”が短い戦闘シーンで着用したもの。話への辻褄を合わせる為、ランドの手下が着用していたものを奪うという無理くりな展開になってしまっている。

 

確かにあの戦闘シーンを活かす事は重要なポイントであったが、なんともお粗末な出来でした。

 

正直、これがブルース・リーの遺作と言えるのだろうか。私的には不完全燃焼な感じが否めません。ということで、この作品を中断させた「燃えよドラゴン」が俄然見たくなってきた。

 

映画館でやって欲しいけど、無理そうだし。。。レンタルするか。

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