2021/11/11 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。木曜の会員割にて、¥1100也。
あらすじ
「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）で知られるマーベル・スタジオが送り出すヒーローアクション大作。太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、「ノマドランド」でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描く。10年ぶりのアクション作品への出演となるアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、「クレイジー・リッチ！」のジェンマ・チェン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、キット・ハリントン、これがハリウッドデビューとなる「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソクらが出演。
「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かう。遙かな昔から地球に存在し、7000年もの間、陰から人類を見守ってきたエターナルズ。最凶最悪の敵サノスによって半分が消滅させられた全宇宙の生命は、アベンジャーズの戦いによって復活したが、その時の強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生し、地球に迫っていた。その脅威に立ち向かうべく、これまで身を潜めていたエターナルズが再び集結する。
感想
現代の多様性を表したようなヒーロー達。MCU好きの後輩が言うには、そういう意図ではないらしいとのこと。だが、わざわざ、アリシェムは何を意図して、彼・彼女らを個々に個性的な存在として作り出したのだろう。最初っから同じ個性を持っていれば、優劣の差は無くなるのにね。だが、個々として自分を持っている事で生まれる物語もある。そういう意味では、イカリスの行動は面白い部分だった。彼は彼の信念というか思いによって行動している。
何が正解かと言われると難しい所。地球の生命が次の星々の生命に繋がっていくと言われると、残酷な話にも聞こえるし、そうやって我々も他の星々を糧として生まれた生命なのだと受け入れないといけない気がしなくもない。ただ、アリシェムの行っているその行動そのものが正しいかどうかって、誰が判断すればいいのだろう。
色々と気になる事が多い作品。エターナルズは、星々に無数にいるようだけれども、他の星々にいるエターナルズはどんな容姿だろう。地球にいたエターナルズは、人類の姿を模して造られたと思われるので、他の星々のエターナルズを訪ねる際には、色んな容姿のエターナルズ達に遭遇する事になるのだろうか？
後半は色んな伏線が散りばめられていた。宇宙船に突如現れる二人組は、一人は人間っぽいけど、もう一人はファンタジーな見た目。人間の方はサノスの弟らしいけど、いきなり過ぎて謎しかない。そして、セルシの恋人であるデインと彼の家系にまつわる剣について。デインは、”ブラックナイト”という別ヒーローらしいですね。そして、剣を取ろうとした際に聞こえてくる声は”ブレイド”の声らしい。なんか色々詰め込まれすぎて飲み込めない。
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