あらすじ
ユーロポールのロボット刑事であるゲジヒトは森林火災の後に発見されたモンブランの残骸に言葉を失う。モンブランは戦争参加後、森林レンジャーとして活躍。誰もが慕う存在となっていた。モンブランほどの優秀なロボットが何者かに破壊されたという事自体が信じがたいことだった。同じ頃、デュッセルドルフでベルナルド・リンケという活動家が殺害される。一見するとなんら共通点を持たない二つの事件だが、二つの事件に共通するのは頭部に角を見立てたものが刺されていたことだった。
感想
浦沢直樹の漫画にしては、最後うやむやにならず、しっかり解決したので、良かったかな。また、序盤はゲジヒト中心で話が展開される感じで、面白かったです。 近未来と思っていたが、だいぶ進んだ未来の話かも。ロボット同士が結婚し、家庭を築いていたりしているのだから。そこまで行くと、さして人間と変わらない存在だね。
