漫画: かずはじめ
全10巻読破!
あらすじ
明稜高校第26代目生徒会会長、梧桐勢十郎!! 超ワガママで超外道、生徒はおろか、先生までも支配しているという…。そんな生徒会にイジメを苦に転校してきた青木速太が書記として立候補してしまった!? しかも、梧桐と対立する四天王の一人、半屋に目を付けられて…!?
感想
暴君のような生徒会長ですが、理不尽さの中にも彼なりのやさしさが見え隠れしていて、なんだか憎めない存在でした。
明稜高校生徒会会長こと梧桐勢十郎がこの物語の主人公である。表面上は頭脳明晰・学業優秀・運動神経抜群で教師から信頼されている優等生だが、格闘能力が高く普段の性格は非常に傍若無人で尋常ではない、そのため他生徒からは”明稜帝”と呼ばれ、恐れられている。
無茶苦茶かつ横暴な振舞いで周囲の反感をしばしば買うが、それは他人のことを考えた上での不器用な行動であるため、最終的には彼に理解を示す者は多く、時に他者への気配りや配慮もするほど性根はとても心優しく、洞察力も鋭い。