貴重な古書の中に挟まっていた小さな紙片。そこに記されたルーン文字の暗号文に導かれ、青年アクセルと破格の探検家・リーデンブロック教授の、「地球の中心を目指す旅」が幕を開ける!! 今なお世界中の人々を魅了してやまない、傑作冒険小説のコミカライズ。
感想
森見登美彦作品などで、よく耳にするジュール・ベルヌ作品の漫画版。また、映画『センターオブジアース』の原作がこの作品です。こういう冒険物を読んで、昔の人は胸を躍らせていたのかな?
序盤の教授の強引さが好きではありませんでしたが、アクセルの事を考えてやりくりしている姿を見ていると、あながちこの人はちゃんとした人なのだと理解する事が出来ました。
未知への好奇心が搔き立てられる一方、片道切符とも言える道をひたすら歩き、必須とも言える水が尽きてしまった時の絶望感たるや、死と隣り合わせの過酷な冒険でした。
彼らの行動もさることながら、彼らより先に地球の中心を目指した人がいたのも驚きです(≧◇≦)
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