漫画: 九井諒子
あらすじ
伝説級のドラゴンを大量に召喚し、絶大な力を見せつける迷宮の主・シスル。仲間を失い、絶体絶命のライオスは、ありとあらゆる魔物の知識を総動員して最後の戦いに挑むがーー!?
一方、悪魔を封印するため深層に潜るカナリア隊がライオス達のすぐ側まで迫っていた。人々の欲望渦巻く第11巻！
感想
1人絶体絶命状態でありながら、シスル率いるドラゴンの群れを掻い潜り、機転を利かせ起死回生を狙ったライオスにあっぱれ。しかし、なかなかにダメージが酷い。ここで思う事は、食事を取ろうという発想。これは、この漫画なればこそだろうねｗ
シスルのイカサマ発言に、冷静な解説をするライオス。シスルの憤り方が幼稚でみるに堪えない。そして、ライオスの説得も虚しく、誤った理解を示したシスル。さらなる暴走が始まる雰囲気も束の間、翼獅子が彼女の首元に嚙みつくのだった。
翼獅子のこういう描写を見せられると、彼の本性って結局、善？悪？どっちなのかよく分からない。ライオスたちも欲望の糧としての道具って事なのかな。
翼獅子のおかげで束の間の休息。みんな回復したところに、エルフの一団がやってくる。平和的話し合いから始まるのだが、最後は言わずもがな。最終的に、マルシルが迷宮の主に収まる形で、彼女達を一蹴してしまうのだが。。。
終始、カブルーは間を取り持とうと立ち回っていて、一番大変そうでしたね(^▽^;)
