Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

竜とそばかすの姫

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2021/7/21 シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞。

本日2本鑑賞の1本目。

シネマサンシャインデイにより、¥1200也。

あらすじ

サマーウォーズ」「未来のミライ」の細田守監督が、超巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に少女の成長を描いたオリジナル長編アニメーション。高知県の自然豊かな田舎町。17歳の女子高生すずは幼い頃に母を事故で亡くし、父と2人で暮らしている。母と一緒に歌うことが大好きだった彼女は、母の死をきっかけに歌うことができなくなり、現実の世界に心を閉ざすようになっていた。ある日、友人に誘われ全世界で50億人以上が集う仮想世界「U(ユー)」に参加することになったすずは、「ベル」というアバターで「U」の世界に足を踏み入れる。仮想世界では自然と歌うことができ、自作の歌を披露するうちにベルは世界中から注目される存在となっていく。そんな彼女の前に、 「U」の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる。

感想

同監督作品である『サマー・ウォーズ』を彷彿とさせる世界観「U(ユー)」。そんな第2の世界で、謎の存在である竜と出会う主人公・すずの話。

 

ぱっと見のモチーフは、『美女と野獣』なのかな。全体的なストーリーは、とても面白かった。作中でベルが歌う曲は、他のAs達が言うように特徴的で、耳に残る良い曲だったと思います。

 

「U(ユー)」内における賛否の動きがリアル。男の自分にはわからないが、女の子のグループラインは、こんな感じなのかな(^_^;) 

 

「U(ユー)」というシステムの不完全さが気になった。竜がみんなから非難されるようになったのは、竜の行き過ぎた行為が発端かもしれない。しかし、それはシステム上で防ぐ事が出来る事象だと思った。それに、自由すぎるが故に、1対他の武力的構図が出来てしまうし、ましてやアンベイル(相手の素性を晒してしまう)出来るアイテムまで出てくる有り様。これは、流石に行き過ぎに見えた。

 

恵(けい)くんの「助ける助ける助ける〜」の部分が真に迫っていたな。

 

Uの世界を知り、歌う事が出来るようになったすずだが、まだどこか闇を抱えているようで、父とのやりとりがとてもぎこちない。心に傷を負った娘との距離感って、難しそう。

そんな彼女は、竜との出会いを経て、自分の殻を破るまでに成長する。それは、心を閉ざすきっかけとなった、人を助け亡くなってしまった母の気持ちが理解出来た瞬間でもあったようだった。

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