『ストリクスヘイヴン：魔法学院』にて、気になるカードが出てきました。《悪意の熟達》と《セッジムーアの魔女》です。
POXの除去は現在、《無垢の血》《リリアナの勝利》など布告除去が多く取り入れられているようで、私の場合は、ヤンパイ・メンター・ラブルなど横展開を阻止する為、《無情の行動》を使っています。また、PW除去として、《血の長の渇き》や《残忍な騎士》を指している場合が見受けられます。
今まで黒単色の追放除去は、マナコストが重いものが多かったため、レガシーでは採用される事がほぼ無く、対象を取る破壊除去か、布告系除去の2択であったため、横並びしている場合、破壊不能を持つ場合など、状況によっては刺さらない場面が多数あったと思います。
《悪意の熟達》は、クリーチャーとPWを何の制限もなく対象に取れ、破壊ではなく追放してくれるという良カードです。デメリットはあるものの2マナのインスタント・タイミングでキャスト出来ることはとても大きく、ヤンパイ・メンター・ラブルなど横展開されると厳しいカード達にはもちろんのこと、マリットレイジなどの破壊不能への解答にもなり、隙がありません。
懸念点は、デメリットである1ドローによって、カウンターを引かれてしまった場合ですね。こればっかりはしょうがないと思います(^▽^;)
《セッジムーアの魔女》は、まさに黒いヤンパイ・メンターを彷彿とさせる能力です。これらのクリーチャーたちは、このデッキの核とも言える《小悪疫》と相性が良く、《小悪疫》を唱えた場合でも、呪文を唱えた事により出て来るトークンを生贄に捧げることで、当のクリーチャーを守る事が出来ます。《セッジムーアの魔女》から出て来るトークンにおいては、死亡時ライフゲイン誘発のオマケ付きの為、ライフルーズも相殺してくれますね。また、デッキの内容としてもインスタントやソーサリーの割合が大きく、相性の良いデッキであると言えます。
また、ちょっと前から話題の《煙霧の連鎖》を活用することで、お手軽無限コンボが出来てしまいます。これは是非デッキに組み込みたい(*'▽')
メイン
4 暗黒の儀式
4 思考囲い
1 Chains of Mephistopheles
3 陥没孔
4 小悪疫
2 煙霧の連鎖
2 セッジムーアの魔女
4 ヴェールのリリアナ
1 最後の望み、リリアナ
1 世界のるつぼ
4 悪意の熟達
1 罠の橋
1 死者を目覚めさせる者、リリアナ
2 Nether Void
1 イス卿の迷路
4 ミシュラの工廠
4 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 ロークスワイン城
4 不毛の大地
9 沼
1 陰謀団のピット
1 ボジューカの沼
サイド
2 外科的摘出
1 真髄の針
1 魔術遠眼鏡
1 苦花
2 大群への給餌
1 罠の橋
2 仕組まれた疫病
1 毒の濁流
4 虚空の力線
■変更点
《大いなる創造者、カーン》⇒《セッジムーアの魔女》
《トーラックの賛歌》⇒《煙霧の連鎖》
《無情な行動》《残忍な騎士》⇒《悪意の熟達》
《煙霧の連鎖》は持ってなかったので、購入しました。それも割と直近だったので、値段が爆上がりしてました(◎_◎;) これで、魔技が強すぎて、《煙霧の連鎖》が禁止になったりしない事を祈ります。無限トークンぐらいなら大丈夫だよなぁ(^▽^;)
