漫画: 芥見下々
あらすじ
宿儺による大量殺人、七海建人の死…そして真人の手にかかり釘崎までも――!! 自らの罪の重さに虎杖の心が限界を超えたその時、親友の危機にあの男が駆け付ける。虎杖と真人、呪い合う両者の終着点とは…!?
感想
虎杖の前に現れたのは、マイブラザーこと、東堂葵だ。心の折れかかった虎杖に語りかける東堂。そして、彼の言葉に再起する虎杖。饒舌なまでの語りは、虎杖を奮い立たせるだけの説得力を有しており、ある意味で狗巻先輩の呪言並みの力があると言われても納得するであろう。
三者とも黒閃を放ち、120％の潜在能力を引き出す闘い。やはり、真人は相当に強い相手なのだが、如何せん東堂の”不義遊戯”が厄介であり、真人も攻めあぐねていた。
状況を打破するため、真人は一か八かの領域展開を試みる。通常”自閉円頓裹”を出せば、宿儺に触れてしまうのだが、0.2秒まで狭めた領域展開により、宿儺に触れる事を防いだのだ。これにより、東堂を排除する事となり、虎杖との一騎打ちとなった。そして、本当の魂の本質を掴んだ真人は、「偏殺即霊体」へと姿を変える。
ほんと東堂さん凄いっス。”不義遊戯”という能力は入れ替えるだけの単純な能力なのだが、色んな展開を生み、ここまで相手を惑わせる事が出来ている。こういう、単純だけど奥深い能力は面白いなぁ～(*^▽^*)
