Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

約束のネバーランド 全巻読破

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原作: 白井カイウ 作画: 出水ぽすか

全20巻読破!!!!

あらすじ

GFハウスで宿敵・ピーターと再び対峙したエマ。しかし事態は予期せぬ方向へと進み、更に王都を起点に情勢は急変して!? 彼女を待つ運命は――!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー堂々完結!!

感想

ピーター・ラートリーとの選択は、「一緒に生きよう」だった。彼ら(エマたち)はそれを選択したのだ。そして、決着の時。鬼側では、レウウィスの暴露によって、新王がムジカとなる。その事により、農園がなくなり、食用児の完全なる自由が決まった。

 

食用児を諦めきれない残党(農園の管理者?)がエマたちを襲う場面。そこを必死で守り抜いたママ。ママの最後に、絶望し苦しんだ皆だったが、ママの優しさが愛情が本物だった事を思い、号泣するGFの子供達。とても切ない別れでした。みんなへ力いっぱいに謝罪と愛情を告げ、最後にレイに呼びかけるママ。レイも最後は感情が一気に爆発したようで、泣き出していましたね。私も結構、感極まりました( ;∀;)

 

その後、人間世界へやって来た全食用児たち(大人も含め)。しかし、エマの姿がありません。彼女は、家族との記憶を失っていました。エマを見つけ、「一緒生きよう」と言う家族。エマも記憶が無いものの、それに応え、一緒に生きる事を選択するのだった。

 

綺麗に纏まった終わりでした。エマが全てを動かしていましたね。食用児はもちろん、鬼もラートリー一族も救われる形へ持っていく展開。皆、鬼やピーターへ復讐心を滾らせる一方、彼女だけは、皆(鬼やラートリー家)の気持ちに立って行動していました。そして、彼女への全幅なる信頼があったからこそ、彼女を慕い、共に行動してくれた仲間がいるのだと感じました。

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