漫画: 冬目景
全04巻読破!!!!
あらすじ
土神（にわ）は建築科の大学生1年生。真百合と出会い、建物の記憶を視る能力に目覚める。冬目景渾身の最新作。建築科の大学生・土神の建物をめぐる奇妙な体験。完結巻第4集！
感想
アパートから消えた風見鶏の話。祖父の椅子の話。
この巻では、足早に時が過ぎていくように感じました。真百合さんの実家のいざこざとか、結局土神にあまり関係のない部分ではあったかな。
前巻では、卯(あきら)が土神への想いに気付くような場面もありましたが、真百合の下へ度々訪れる土神の存在に気付き、鳴りを潜める感じが見て取れる。
面白いんだけど、全体を通して盛り上がりに欠ける展開ではあったかな。勝手な話、もうちょっとドラマチックな展開を望んでいただけに、物足りなさを感じてしまっているのかも。ただ、土神の中で、祖父への想いがひと段落ついた感じではありましたね。
