漫画: ヤマザキマリ
あらすじ
デメトリオスは、タイムスリップした1960年代・東京で友人になった円谷幸吉の死を目の当たりにし、自らの成長を誓う。旅立った先の大都市・アテネで大哲学者プラトンに出会い…!? 第3巻は、更なる時空超越の旅が待ち受けていた──!!?
感想
アテナイ(※現在のアテネ)にやってきたデメトリオス。就職もままならない彼は、プラトンの演説に感銘を受けます。
その後、例によってタイムスリップ。その場所は、まさかの2020年⁉巌谷先生!!・・・かと思いきやお爺ちゃんそっくりになった孫の方でした。それにしても隔世遺伝とは怖いモノです。あの可愛らしい坊やがねw
東京の街も様変わりしていました。私もその時代の人間ですが。
ー 物資が溢れ生活が豊かになっても人間は今と変わっていない ー
2020年の東京の街を見たデメトリオスは、そう感じたみたいです。
プラトンの夢?の中に現れるテヅカ先生とソクラテス。テヅカ先生の画を元に、”魂の配慮”について語ります。
プラトンから”魂の配慮”を壺絵にする依頼を受けるデメトリオス。しかし、三者の場にいなかった彼は、”魂の配慮”について考え苦悩していました。
しかし、デメトリオスの行動に”魂の配慮”を見出したプラトン。デメトリオスに感謝を告げるのでした。