あらすじ
企業・商人たちが巨額の利益を賭け、雇った闘技者によって素手による格闘仕合を行い、勝った方が全てを得るという「拳願仕合」。商人たちの争いを収める手段として、江戸中期に発祥したと言われているそれは現代にまで継承されている。
そして今、己の最強を証明せんとする謎の闘技者・十鬼蛇王馬が拳願仕合の舞台に足を踏み入れようとしていた。その内に野望を秘めたる乃木グループ会長・乃木英樹と王馬が出会った時、拳願仕合に大きな渦が巻き起こる。
感想
漫画を既に全巻読了済み。
アニメのクオリティーがとても高く
さらに面白い作品に仕上がっていたように感じます。
”前借り”を多用する王馬の前に
幻影となって時折現れる十鬼蛇二虎。
最後の呉雷庵との試合中にも現れ、
王馬に”武”の力を諭してくれますね。
そのおかげか、なんとか呉雷庵に勝利する展開でした。
正直、あんな展開で勝てたんだったら、
そもそも「前借り」使い損じゃない。と思う一方。
王馬の未熟さが、強さ=”力”になり、
頼りきってしまっていたのだとも感じました。
十鬼蛇二虎の声、藤原啓治さんだなぁ。
しみじみと感じながら見てました。