漫画: ヤマザキマリ
あらすじ
古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの“草食系オタク”。ある日、村の争いに巻き込まれ、思い悩むうち、なぜか”1964年オリンピックに沸く東京”に漂着…!? 時空を超えた奇跡の喜劇、ここに開幕――!!!
感想
「テルマエ・ロマエ」で知られる漫画家さん。この作品もほぼ「テルマエ・ロマエ」方式と言っても過言ではない印象でした。
「テルマエ・ロマエ」ではお風呂を題材にした作品でしたが、今回のテーマはタイトルでも判ります様に、”オリンピック”にまつわるお話になります。「テルマエ・ロマエ」が好きな方でしたら、すんなり読み進められる内容になっていますし、普通に面白いです。
争いを好まない主人公・デメトリオス。運動神経が恵まれている事から、度々選手として抜擢されますが、出たくないと渋り、大きな壺の中で葛藤するのだった。そこに突如雷が落ち、未来の日本へ訪れてしまいます。
日本で見る様々な運動にまつわる出来事・文化に触れ、学んだ事を活かし、見事活躍を果たします。そして、彼は運動に対し、前向きになっていくようです。
