漫画: オニグンソウ
あらすじ
長き月日を経て心を宿した器物――“付喪神”かつて付喪神への復讐を誓った青年・兵馬と、付喪神に愛され育った少女・ぼたん。二人と共棲する六人の付喪神・“婚礼調度”の処刑を目論む首謀者は、八衢黒檀だった。“塞眼”でありながら“唐傘”に与し、ぼたんの“現人神”の力を狙う黒檀に兵馬の怒りが爆発する。絆と恋の付喪ノ語り、激闘決する第十一巻。
感想
黒檀が幾ら傷つけようが立ち上がる兵馬に、畏怖さえ覚えたのではないだろうか。黒檀を”気迫”で打ち負かす。
現場に現れた角守によって事態を収めようとするが、菫が引手を構え現れる。現状を乗り切る為、自身の覇業の為、見知った者を討ち、厳格さを持てと黒檀は菫を懐柔しようとする。「塞眼の正義」に準じ、菫は黒檀を討ったのだった。
現人神について、詳しい事情を知るであろう御三家が一人、辻家に話を乞う。そして、辻 豊穣からぼたんの出生の秘密が語られる。
その後、ぼたんと兵馬がイイ感じになっていくんだけど、魔の悪いタイミングで、現れる刺客!!それは、唐傘に喰われた同胞の”影”だった⁉
