全02(上下)巻読破!!!!
あらすじ
《上巻》
玄武書房・第一営業部に勤める馬締光也は、言葉に対する鋭い感覚を買われ、辞書編集部に迎え入れられる。新しい辞書『大渡海』の完成を目指し、言葉という絆でつながった人々とともに、馬締は辞書の世界へ没頭してゆく――。
《下巻》
言葉と本気で向き合う人々の想いが、辞書『大渡海』を形作っていく──。玄武書房辞書編集部の馬締光也は、新しい辞書『大渡海』の編纂メンバーとして、個性的な面々とともに辞書の世界に没頭していた。人事異動や予想外のトラブルに見舞われながらも、馬締の言葉に対するひたむきさが、周囲を動かしていく。言葉と本気で向き合う人々の想いを乗せた『大渡海』は、果たして完成するのか──!?
感想
リアルタイムでアニメ観ていたので、話はすんなり入ってきました。
第一話の前の冒頭、「荒木公平の人生は、(人生というのがおおげさであるならば会社人生は)辞書に捧げられてきたと言っても過言ではない。」と始まる。
まさにそんな話であり、あながち大げさな表現でもないと思わせるような、長い長い年月をかけ辞書を完成させていきます。こんな大変な仕事があるのかと驚きますよね。とても壮大で、そして浪漫すら感じました!
アニメとの違いは、キャラクターたちの表情でしょうか。この漫画では、皆色んな表情を見せてくれます。主人公の馬締ですら、喜怒哀楽がしっかりとしていて、なんというか彼らに感情移入しやすくなっているように思います。 漫画の良い部分が出ていて良かったですし、あらためて面白く読めました!