Midnight the Gathering

Midnight the Gathering

僕なりの愛ですよ

バーフバリ 王の凱旋

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2019/11/21 DVDレンタルにて鑑賞。

あらすじ

遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリは、自ら治めることになる国を視察するために、信頼する忠臣カッタッパと共に身分を隠し、旅に出る。その旅でバーフバリはクンタナ王国の王の妹デーヴァセーナと恋に落ちるが、王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァは、バーフバリとデーヴァセーナの仲を裂き、バーフバリを王座から引き降ろすべく邪悪な策略を巡らしていた。やがて、王位を奪ったバラーラデーヴァはバーフバリと生まれたばかりのその息子の命をも亡きものにしようとする…。父バーフバリはなぜ殺害されなければならなかったのか? 母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか? すべてを知ったシヴドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君と化したバラーラデーヴァに戦いを挑む!

感想

1である「伝説誕生」に続き鑑賞。作中の大部分を占めるのは、シヴドゥの父であったバーフバリの最後までの話。その後、シヴドゥとデーヴァセーナ、バーフバリを慕う民が立ち上がり、悪政を引く現国王バラーラデーヴァと迎え撃つ展開。

 

 

バラーラデーヴァが悪い奴という事は言うまでもないが、私としては、カッタッパもどうかと思ってしまった。忠義に厚く、腕も立つ便りになるおじーちゃんといった印象だが、子供の頃から見守って来たバーフバリを手にかける。

 

奴隷だからとか、正直そんなものは心の持ちようだと思うし、奴隷という言葉を笠に着て、自害も出来ず、殺してくれと懇願するだけ。バラーラデーヴァがシヴァガミを誘導し、バーフバリを殺させた事に対して、「あなたがバラーラデーヴァの企みに気づかないから、バーフバリが死んだ」などと言い、バーフバリの血を擦りつけてくる始末。言いたい事はわかるけど、そりゃないよね。

 

 

しかしながら、1の序盤こそキャラが立っていたヒロインも、2ではパッとしないモブキャラの一人になってしまっていたのは、否めません。復讐劇にしろ、最後はもうちょっと大団円な感じが欲しかったなぁ。

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