あらすじ
第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号＜エニグマ＞。世界の運命は、解読不可能と言われた暗号解読に挑んだ、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。英国政府が50年間隠し続けた、一人の天才の真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――？!
感想
チューリングという人物と、戦争のエグさを知る事の出来る映画。賢いが、他を寄せ付けない独善的な物言いで、難のある印象のチューリング教授。しかしながら、的を得た発想と閃きにより、暗号文の解読に成功する事が出来ました。
それには、幾多の苦難と仲間との絆があって出来た事だと思うし、決して一人じゃ成し得なかった事だとも思います。暗号文の規則性に気付き、慌ててクリストファーへ向かうシーンは、ワクワク感と高揚感でいっぱいになりました！
戦争とは残酷なもの。暗号解読以降が本当の戦いだった様にも見えました。仲間の死に目を瞑り、解読を悟らせないように、敵国そして、味方（自国）さえも欺きます。さらには敵国のスパイをワザと潜入させ、そのスパイに偽の情報を掴ませるという、まさに難解なパズルでしたね。
※TV録画だったからか、辻褄は通っていたけど、話が少しずつ飛んでるような気がした。次見る時はDVDレンタル？ノーカット版？で観よう！
