漫画: 賀来ゆうじ
あらすじ
盤古撃破を目指す中で現れた強敵・石隠れ衆の忍シジャ。画眉丸は闘いの中で妻の存在を確信、死闘を繰り広げついに決着…!! そして盤古撃破に向けて謎多き男・山田浅ェ門十禾も動き出す――!? そんな中、本土侵略に向けて動く天仙・蓮(リェン)の真の目的が明らかになり、事態は混沌の極みへ――!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、第十二巻――!!
感想
画眉丸とシジャの死闘。シジャの恋心?なんとも儚い想いです。
シジャが言うに、画眉丸の奥さんは存在するらしい事が判明。彼が奥さんの顔の傷を真似、自分の顔に焼き目をつけたことがなによりの証拠ですね。
法螺貝の合図。盤古を切る十禾。動きが手に取るようにわかるらしい彼の動きは、まさに「神殺し」に相応しいだろう。
朽ちるはずだった盤古だったが、朝日で回復し復活しようとしていた。弔兵衛は、それを止める事が出来るのは自分しかいないと悟り、再生を阻み根を破壊する事に命をなげうったのだ。かくして、崩れ去る盤古。そして、また、力を使い果たした弔兵衛も倒れるのだった。そして、遠い日の回想。兄としての自覚。父と母に非礼を詫び、兄としての役目をしっかり果たしたと涙する姿。涙腺を刺激されました( ;∀;)
蓮(リエン)に追いすがる殊現。山田浅ェ門の仲間たちの力を使い分けていたのだが、それによって氣(タオ)の属性変容を期せずして使っていた。流石、一流の腕前だが、そんなこと出来るの(;'∀')?
しかし、素の姿に戻った蓮(リエン)に瞬く間に形勢逆転される。そして、蓮(リエン)の真の目的が明かされる。
蓮(リエン)を止めるべく、動き出す画眉丸たち。船を出すため、メイが最後の力を使い、彼らを送り出す。またしても悲しい別れ。彼らは蓮(リエン)に追いつけるのか。